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「花壇の花もソーシャルディスタンス」
学校の花壇の花達も、何故か今年はソーシャルディスタンスを保っているような・・
町田市のシルバー人材の方々のお力で、四季折々に植え替えをしていただき、綺麗に咲き誇る花々校舎の正面に彩りを添えています。
私は花壇の可憐な姿にいつも心を癒してもらっています。
学校の教職員も苗の植え替え時期には花壇のお手入れのお手伝い。
町田市シルバー人材の皆様、雨の日も風の日も、本当にいつもありがとうございます。
前回のブログで、「次回は絵本の続き」とお知らせしましたが、今日この頃に感じていることを皆様にお伝えしたく、思いのままに書き留めました。
しばし、私の思いにお付き合いください。
学校は後期授業が開講され、通常の生活に戻りつつあります。
「新しい生活様式に慣れながら」とは言っても、なかなか今日明日では「完璧に」とは言えません。
学生達は、久しぶりに学友とクラスで共に学べることに嬉しさを隠しきれず
「やっぱり学校はいいな…」と言ってくれますが、「距離が近いかも…」と私達教職員は、「ハラハラ」「ドキドキ」です。
でもそこはやっぱり大人ですね。なんとか新しい生活様式を守ってくれています。
保育園や幼稚園などでも、「こどもたちの健康と安全を守るため」様々な工夫がされています。
こどもたちにも新しい生活様式が問われています。
文部科学省が8月25日「子どもたちに向けて緊急のメッセージ」を出しました。
その中には以下のような内容が示されています。
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文部科学省の緊急メッセージ(以下、原文より一部抜粋)
新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということではありません。
学校やクラスの中で感染することは悪いことだという雰囲気ができてしまうと、新型コロナウイルスに感染したと疑われることをおそれて具合が悪くなっても、その後は言いだしにくくなったり、病院に行くのが遅くなったりしてしまいます。
そうすると、さらに皆さんの地域で感染が広がってしまうかもしれません。
感染した人や症状のある人を責めるのではなく、思いやりの気持ちを持ち、感染した人たちが早く治るよう励まし治って戻ってきたときには温かく迎えてほしいと思います。
もし、自分が感染したり症状があったりしたら、友達にはどうしてほしいかということを考えて行動してほしいと思います。
すでに、感染した人達が心ない言葉をかけられたり、扱いをされたりしているという事例が起きています。
こうしたことが皆さんの周りでも起きないように、皆さんにも協力してほしいのです。
これまでも、私たち人間は、新型コロナウイルスのような新しい病気を経験してきました。
そのたびに、世界中の研究者が病気の原因を探り、予防方法を見つけたり、薬の開発をしたりしてきました。
そうして、私たちは、病気と共存していく。この歴史は繰り返されています。
新型コロナウイルスも研究が進んで解明されれば、予防と治療ができるようになり、新たな共存生活が始まります。
それまで、皆さんは今自分ができる予防をしっかり行い、将来の目標を持ち、家庭や学校で日々の学びを続けてほしいと願っています。
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前述は一部分の抜粋ですが、この中では、「人との関わり方」だけではなく「人との心と心の繋がり」「人に対する優しさや思いやり」を大切にすることを教えてくれているのだと感じています。
保育者達は、これらの内容をこどもたちには更にかみ砕いて伝えていくようにしていますが、言葉だけを並べるのではなかなか伝わりません。
こどもたちに理解してもらうには、「具体的」に「簡潔」に「わかりやすく」、そして大切なのは「その理由」も合わせて伝えることです。
そして何よりも周囲の大人たちがお手本にならなければなりません。
「自ら実践すること」です。
こどもたちは周囲の信頼できる大人たちよく見ています。
こども保育学科の学生たちは、その大半が保育者となって1年後、2年後現場へと出ていきます。
だからこそ、今学ぶべきことは「病気を恐れること」ではなく「正しく理解すること」と「人への思いやり」
「正しい生活様式を学ぶこと」と「健康な体づくり」
にゃるほど…
人が好きであり、ついつい近距離になってしまいそうな学生達
「皆、今はだめですよ~」「我慢して~」 と声を大にして伝えます。
「自分がルールを守ること」は「大切な人を護ること」に繋がるのです
「花壇の花達もソーシャルディスタンス」 皆さんも見習っていきましょう。
写真/文責:炭 美智子
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