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はり・きゅう学科

お灸の練習

細かい作業は得意ですか??

わたしはものすごく得意というわけではないですが、細かい作業を黙々とやるのは結構好きです。

鍼を刺したり、操作したりというのももちろん繊細さが求められますが、お灸はさらに細かい指先の動きが必要と言えます。

台座がついたお灸など、ライターで火をつけるだけで使用できるお灸もありますが、学校ではもぐさをひねって線香で火をつけていくお灸のやり方を学びます。

ヨモギから作られるもぐさを指先でひねって、三角錐の形の形にして据えていきます。

大きさは、米粒大で底面が約2.5~3mm、高さが約4~5mm、半米粒大で底面が約1.8mm、高さが約2.8mmです。

言葉で言うのは簡単ですが、これがなかなか難しいんです…

三角錐を平面に垂直に立たせるためには底面の形がキレイでないといけません。

もぐさは繊維質でキレイな形を作るのが結構たいへんです。

粘土で形作るように押さえつけてもなかなか思うようになりません。

形作るためにたくさんひねったり、強くひねったりすると今度は硬くなりすぎます。

硬いお灸は火をつけた時に熱くなりすぎてしまうので、そうならないように優しくひねらないといけないのです。

理想の温度は50℃~60℃くらいで、これは優しくやわらかくひねられたお灸でないと簡単に超えてしまいます。

そして、もぐさはひねればひねるほど手汗でボロボロになっていってしまいます。

わたしは元々緊張などで手汗をかきやすく、学生時代はよくもぐさがボロボロになっていました。

特にテストになるとさらに緊張して手汗が止まらず、手にくっついてお灸を置きたい場所に置けない…なんてことがしょっちゅうでした。

克服するには練習が一番です。

ノートサイズのべニア板や竹、ハンドペーパーなどにひたすらお灸を据えて練習しました。テレビを見ながらやっていた時もあります。(※線香での点火はやらずに)

基本的に、利き手でない方の手でもぐさを細長くひねり、利き手で目的の場所へお灸を据えます。

先ほども言ったように、大きさ硬さなどいろんなことを考えながら、両手を動かす練習をしました。

お灸にはある程度理想的な大きさや燃やした時の温度がありますから、ひねるお灸が小さければいいというわけではありませんが、意識して小さくひねる練習もやりました。

そして、不安定なところにも据えられるような練習もわたしはやっていました。

狭いところにも据えられるかチャレンジしたのがこちらです。

比較対象がないのでわかりづらいですが、一般的な画鋲です。

(なかなか真似する方はいないと思いますが、)やってみる時は画鋲の針にはくれぐれも気を付けてくださいね…!(笑)

指先の繊細な感覚を確かめるのに、折り紙なんかもいいかもしれません。

こちらも小さければいいというわけではありませんが、指先に乗るくらいの小さな鶴を作るには、破れないような力加減でしっかり折る必要があります。

どれだけ学生の参考になるかはわかりませんが、指先の感覚を鍛えるやり方の紹介でした!