ブログBlog

トップページ ブログ 試して得するΣ(゚Д゚)簡単なツボ その38
鍼灸学科

試して得するΣ(゚Д゚)簡単なツボ その38

皆さん、こんにちは・・・。

 

新型コロナウイルスの関係で学生の皆さんは休校中ではありますが、いかがお過ごしですか?

本校の学生は期末試験、そしてその再試験も終わり、春休みに突入しているので、学生さんたちは登校していない為、学校内は静かです。

ただ2年生はこの時期、外部施設(鍼灸院)による臨床実習が行われています。

我々教員は実習先への巡回や14日に行われる卒業式(縮小して開催)にむけての打ち合わせや来年度の準備などで、バタバタとしております!

高校3年生の皆さんは、4月から大学や専門学校に進学したり、就職するなど別々の道に進まれると思います。

そのために実家を離れ上京して一人暮らしをする人、寮に入る人、もちろん自宅から通う人、これも様々だと思います。自身で決めた方向性に自信をもって頑張っていただきたいです。

それでは参りましょう。今回のテーマ「生理痛」です

生理前の3~10日ほど前から不快症状を感じます。胸が張ったり、下腹部や腰、頭が痛くなる人もいます。これらを月経前症候群(PMS=pro menstrual syndrome)といわるものです。

月経(生理)が始まると同時に改善するのが特徴で、月経のある女性の70~85%の人が不快な症状を感じるといわれています。

中でも頭痛がひどい方が注意してほしいのはチョコ🍫、チーズ🧀、ワイン🍷といったものです。これらに共通するものは「チラミン」という物質で、これが身体に蓄積されると、血圧を上昇させ頭痛や吐き気を誘発する原因になるといわれています。

逆に頭痛を緩和してくれるものもあります。それは「ホウレン草🥬」

ホウレン草には〝マグネシウム″が多く含まれています。日ごろから頭痛が出る人もこのマグネシウムが不足していることがわかっています。マグネシウムは血管の収縮を抑える効果があります。

東洋医学でよく用いられる婦人科系のメジャーなツボは「三陰交さんいんこう」です

下腹部の苦しさには「血海けっかい)」がお勧めです。

        引用:ほのか整骨院 http://www.honoka-seikotsuin.com/3308

 

          

      引用:サン・クロレラ健康Book https://www.health-sunchlorella.jp/tsubo/tsubo6/

三陰交とは、その名の通り肝・腎・脾といわれる3つの経絡(=気の流れるルート)が交わっている場所という意味があります

東洋医学で「」とは、筋肉や血液をつかさどるところ。「」は生命力の根源とされ、水分代謝の役割をしているところとされています。そして「」は消化器のことをいい、体に栄養を補給する重要な働きを担っているとされています。

この重要な3つの経絡が交わっているのが「三陰交」。そのため、ここを押すだけで多くの不調の改善効果に働いてくれる、万能のツボといわれているゆえんです。

血海の取り方は膝蓋骨(膝のお皿)の内側にあるくぼみから指3本分上にあります。文字通り血が海のように集まる場所として、血液の流れと密接な関係があります。ここを刺激することで、血液の流れがよくなり、生理痛の原因である〝血液の滞り″を改善してくれます。

ツボの押し方は、まず5秒くらいかけてゆっくりと息を吐きながら静かに押し、息を吸いながらゆっくり離していきます。これを左右3回ずつ、毎日行うのがおすすめです。

この万能のツボである三陰交は、冷えやむくみの改善、生理痛の緩和骨盤内の血流アップ陣痛促進など、女性に役立つさまざまな効果が期待できます。 不調のときはもちろん、ふだんからこのツボを刺激することで、悩みの解消になること間違いなし!