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社会・精神 通信科

誰もが「参加できる」場をつくる――ウルトラ・ユニバーサル野球の実践に触れて

通信教育学科の青山です。

先日、一般社団法人ソーシャルアクションジャパン代表の内多勝康さんをお招きし、ご講演をいただきました。内多さんが取り組まれている「ウルトラ・ユニバーサル野球」の実践と、その広がりのお話に触れ、私たちにとっても学びの多い時間となりました。

「できるorできない」ではなく、「どうすれば参加できるか」

講演で強く印象に残ったのは、ウルトラ・ユニバーサル野球が、単に配慮のあるスポーツという枠に収まらず、参加の仕組みそのものをデザインしている点です。

勝ち負けや上手い下手だけで価値が決まるのではなく、ルールや役割、場のつくり方を工夫することで、年齢や障害の有無、経験の違いを越えて、同じ競技に立てる。そこには、スポーツを通して「誰も取り残されない関係性」を育てていく力があると感じました。

スポーツでありながら、地域づくり(関係づくり)でもある

ウルトラ・ユニバーサル野球の魅力は、競技の面白さだけでなく、そこに集う人たちの関係が少しずつ変化し、輪が広がっていくところにもあります。

初めは小さな一歩だった取り組みが、関わる人の増加や共感の連鎖によって、地域に根づき、社会に働きかけていく。そのプロセスは、福祉・医療の現場で私たちが日々向き合っている「環境が人を支える」という視点と深くつながっていました。

感銘を受けたのは、実践が人を動かすという事実

制度や理念を語ることは大切ですが、現実に人が動くのは「実際に場がある」「自分も関われる」と感じた時です。ウルトラ・ユニバーサル野球には、その入口が自然に用意されていて、関わった人が当事者にも支援者にもなれる余白がある。だからこそ、継続し、広がっていくのだと思いました。

内多さんのお話は、ソーシャルワークを学ぶ私たちにとっても、『実践の力』を再確認する機会になりました。

これからも、こうした取り組みが広がっていってほしい

今後、地域共生社会がより求められる中で、ウルトラ・ユニバーサル野球のように、専門職だけが頑張るのではなく、地域の人々が自然に関わり合える「場」の価値は一層高まっていくはずです。

スポーツが、人と人の距離を縮め、役割を生み、安心できるつながりを育てる。そうした実感を、今回のお話から受け取りました。ウルトラ・ユニバーサル野球の挑戦が、これからもさらに発展し、多くの地域へと広がっていくことを願っています。

学びを次へつなげるために

通信教育課程で学ぶ中で、私たちにできるのは、まずは「知る」こと、そして「自分の現場・地域で置き換えて考える」ことだと思います。今回の学びを、学生・修了生の皆さんの学修や実践にもつなげられるよう、今後も情報発信や機会づくりを大切にしていきます。

内多さん、このたびは貴重なお話を本当にありがとうございました。

【動画視聴URL】
https://youtu.be/_CW-RXxB4M4