スクーリングの参加を通して【社会福祉士・精神保健福祉士通信科】
7月某日。このような教室に入るのは何年振りだろうか____。
社会人生活を終え、早期退職をしてから新たな学びに挑戦している私にとって、この日は少し特別な日でした。歳に似合わず緊張しながらも、教室の扉を開きました。
私が精神保健福祉士の資格取得を目指そうと思ったきっかけは、障害福祉関係の仕事に関わっている子どもの
存在です。話を聞くうちに、自分自身も学んでみたいと思うようになりました。
また、リスキリングという意味でも、挑戦する価値があると感じて受講を決意しました。
\スクーリングへ参加する前/
正直なところ、スクーリング参加前はかなり緊張していました。以前受けた説明や資料では、同年代の方も多く受講していることは知っておりましたが、心のどこかでは半信半疑でした。(学校側には失礼な話ですが…)
通信講座は基本的に自宅学習が中心です。その中で数少ない対面授業の機会ですから、どうせ参加するなら少しでも
多くのことを吸収したいという思いがありました。一方で、「自分よりずっと若い方ばかりだったらどうしよう」という不安もありました。
その時の私は、新しい時代へ足を踏み入れるような探検家のような気持ちだったのかもしれません。
\実際に参加して/
実際に参加してみると、抱いていた不安はまったくの杞憂でした。教室には、社会人経験を積まれてきたであろう方が多くいらっしゃいました。年齢について触れるのはあまり適切でないかもしれませんが、私と同世代と思われる方々もおり、まずはそれだけで安心しました。もちろん若い受講生の方もいらっしゃいます。
それぞれ異なる経験や思いを持ちながら資格取得を目指していることが伝わり、大変刺激を受けました。
授業は、①自己紹介②先生による講義③事例検討をもとにしたグループワークという内容でした。
このような形の自己紹介など何年振りだったでしょうか。最初は緊張しましたが、私のクラスを担当してくださった先生が現役の福祉施設管理者の方で、とても穏やかな雰囲気をつくってくださったおかげで、徐々に肩の力が抜けていきました。
特に印象に残ったのはグループワークです。普段の学習では一人で考えることが中心ですが、他の方の意見を聞き、かつ自分の考えを伝えることで、新しい視点や気づきを得ることができました。
「同じ事例でも人によって見方がこんなに違うのか」と驚かされる場面も多く、大変有意義な時間となりました。
\60代受講生として感じたこと/
これまで述べてきたことと重なりますが、参加前に抱いていた不安は大きく払拭されました。もちろん、学習内容そのものに対する不安は今でもあります。若い頃を比べれば記憶力の衰えも感じます。それでも、スクーリングに参加したことで、「同年代でも学び直しに挑戦し、資格取得を目指している方がこんなにもいるのだ」と実感できました。一人で机に向かっているだけでは得られない心強さがありました。
実際に顔を合わせ、言葉を交わしたことで、「自分だけではない」と感じられたことは、大きな励みになっています。
\おわりに/
今回のスクーリングは、学習面だけでなく気持ちの面でも大きな収穫がありました。福祉の学びは決して簡単ではありませんが、同じ目標をもつ仲間や現場経験の豊富な先生との出会いによって、改めて学ぶ意欲が湧いてきました。
もし私と同じように、「年齢的に今さら遅いのではないか」「スクーリングについていけるだろうか」など不安を感じている方がいらっしゃるなら、まずは一歩踏み出してみてほしいと思います。
新しい挑戦に遅すぎるということはないと私は思います。私自身もこれから資格取得に向けて学習を続けていきたいと思います。
2027年8月7日