結び、序歌、そして「変化」　～終わりは始まり　5年間ありがとう！～

皆さん初めまして！

通信科教員の加藤です☺

先月、本学科の事務局員が５年間担当してくれたブログが結びとなりました☔

彼の一番のブログファンである私は、毎月彼のブログが更新されるたびに、

自虐ネタにクスッと笑い、提起される問いかけにハッとさせられていました。

複数の話題がうまく絡み合う秀逸な文章に感嘆の声をあげていたものです。

そんな彼の最後のブログは、百人一首の「序歌」がテーマでした。

和歌には、贈られた歌に対する返事の歌「返歌」というものがあります。

彼が最後に伝えてくれた歌に、百人一首の名句を返歌として届けたいと思います。

「わたの原　漕ぎ出でて見れば　ひさかたの　雲居にまがふ　沖つ白波」

この歌は「法性寺入道前関白太政大臣」が、「海上の遠望」という題で詠んだ歌です。

（意味：大海原に船を漕ぎ出してみると、遠くの方では、雲と見わけがつかないような白波が立っている）

彼にピッタリで、なんと爽やかで、雄大かつ壮麗な調べの歌でしょうか。

彼へのリスペクトを込め、少し詠みかえると…

「わたの原　漕ぎ出でて見れば　ひさかたの　塩井にまがふ　沖つ白波」

勝手に返歌として使い、さらには勝手に詠みかえるなんて…

法性寺入道前関白太政大臣さんに怒られてしまいますね^^;

彼が通信科から漕ぎ出し、これから見る世界、そして私たちがこれから見る世界には、

一体どのような景色が広がっているのでしょうか。

それらが、おもしろく素晴らしいものであることを願います✨

ところで…

歌に出てくるのは　白い波＝白波　ですが

ピンクのシャツ＝ピンクシャツ　を皆さんご存じでしょうか。

今年は、「にゃんにゃんにゃん」の猫の日と同じ　2月22日がピンクシャツデーです♪

カナダで始まったいじめ反対運動であり、

ピンクシャツを着たりピンク色のものを身につけることで「いじめ反対」の姿勢を示します✍

（参照：日本ピンクシャツデー公式サイト　https://pink-shirt-day.com/）

いじめ問題には、加害者、被害者、その家族だけでなく、

声を上げる者、傍観者、いじめが起こっていることにすら気付いていない者が存在します。

皆さんもどこかに当てはまるのではないでしょうか。

向き合うことは、心に痛みを伴うかもしれません。

しかし、みんなが目を背けず向き合ったその先にもまた、これまでと違った景色があるかもしれません…

さて、前任の彼のように！と思って書いてみましたが、なかなかうまく書けませんでしたね。

改めて、彼のすごさを感じました。

このブログの行く末ですが、これからは通信科の教員でブログを更新していきます。

彼のような文書は作れない…と教員一同みな恐々としておりますが、

学科の雰囲気が伝わるようなブログを作っていきたいと思っていますので、

前任の彼のブログファンだった皆さんも変わらずお付き合いいただけたら嬉しいです♡

ちなみに…「彼は辞めちゃったの！？」と心配している彼のブログファンの皆さん‼️

ご安心ください‼

彼はこれから、通信科ではありませんが、引き続き本校で活躍してくれます✨

彼のブログは終わってしましましたが、新たな通信科のブログをどうぞよろしくお願い致します。

これからは 彼が築いてくれたものに、「返歌」するだけでなく、新しく「変化」していきたいと思います♪

ということで今回はここまで‼️

次回は早速　真打登場⁉️

青山学科長がお届けします。

お楽しみに～☆彡

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アルファ医療福祉専門学校通信科