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鍼灸学科

学習システム試験的導入中 学ブロPart.61

こんにちは!

もうすぐ梅雨が明けそうですね。

湿邪が体を蝕んでいるのか、ここ3週間ぐらいずっと頭痛と食欲不振に苛まれています。

ほんとに雨嫌いなので早く梅雨終わってくれー

 

さて、僕は今年で教員3年目となっているわけですが、学生さんから繰り返し聞かされてきた、

「やったけど忘れちゃう」

というセリフ。

 

何度かブログにもとりあげていますが、人間は生きていくのに必要性の薄い記憶は容易く手放してしまうという習性があります。

これは脳の仕組みがそうなっているので、忘れることは当たり前なんですね。

 

ではどうすればいいかというと、自分にとってその記憶は重要なものであると脳に覚え込ませるため、繰り返し学習する必要があるわけです。

 

しかし、その繰り返し学習を学生さんに委ねるのは、本人のやる気次第であり信頼性に欠けます…。

そこで今年の僕の授業では繰り返し学習を強制させるようなシステムを組み入れています。

以前取り上げたエビングハウスの忘却曲線に従えば、当日夜(翌日)、1週間後、1ヶ月後。

以降は1ヶ月スパンで繰り返し学習していくことで長期記憶に入ると考えられます。

当日夜の学習は僕にはどうすることもできないので、学生さんにやってもらうしかないのですが、翌週に小テストを行っています。

さらには一ヶ月前に行った内容も追加で小テストに組み入れています。

つまりは僕が授業を担当しているクラスでは強制的に1週間前、1ヶ月前の勉強をさせられているため、少なくとも3回は同じ内容の学習をしていることになります。

それに加え3年生は毎週筋の起始停止・作用・支配神経をエンドレスで、ある区切りごとに出題しています。

1年生もやや特殊な方法を試験的に導入して授業をしています。これについてはまた後日ご紹介していきます。

これらの試みがうまく作用してくれるといいのですが…。

 

高校や大学と違い、専門学校では資格を取るという明確な目標があるので、授業についていけないとあとで本気で困ることになります。

決して安いとは言えない額を毎年払って皆さん通っているので、なんとか全員合格してほしいものです

 

今週のピックアップ

この雲の形…夏を感じさせるっ!!