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鍼灸学科

蜂蜜大根で浸透圧を学ぼう 学ブロPart.54

こんにちは!

緊急事態宣言もまた延期が決まりましたが、具体的な策は提示されていないので、国民も皆自粛疲れが出てるようですね。

終わりも見えないのに自粛しろ自粛しろと言われ続けるのもなかなかのストレスだと思います

 

さて、先日喉をやられてしまいまして、久しぶりに蜂蜜大根を作りました。

1年生の生理学で蜂蜜大根のビフォー・アフターの写真を見せたところ、とても反応が良かったのでブログの方でもまた取り上げますね。

そもそも蜂蜜大根て何ナノ? と思う方も多いと思うので説明すると、

読んで字の如しなのですが、適当な瓶などに蜂蜜を入れて、適当な大きさに切った大根を投下するとあら不思議。

1時間ぐらい冷蔵庫にいれて放置しておくと、蜂蜜の上に澄んだ水分が浮いてくるので、それを飲むと喉の不調によく効くよ!というものです。

 

 

さて、浸透圧について思い出してほしいのですが、物質と物質を隔てているものが何でも通す全透膜であれば、物質は濃い方から薄い方へ流れ、濃度を均等に保とうとします。

しかし、蜂蜜大根の場合は、蜂蜜と大根の間を大根の細胞膜が隔てていますよね。

いわゆる半透膜という状態です。

この際にどういう風に物質移動が行われるかというと、濃度の濃い蜂蜜側から糖分やら何やらが細胞膜を通り抜けることができないため、逆に大根の水分が蜂蜜側へ移動していきます。

面白くないですか?これ

3日ぐらい漬けっぱなしにしておくと、大根から水分が吸いつくされてシワシワになっちゃうんです。

大根に含まれるイソチオネートという物質と蜂蜜には抗炎症作用があるため、

この2つが合わさった蜂蜜大根は最強!というわけですね。

 

大根のエキスが滲み出した上澄み液はそのまま飲むのもいいですし、

お湯に溶かしたり、紅茶のシロップ代わりにするのもいいみたいです。

1年生で早速試して写真を送ってくれた学生さんもいました。

癖のないスッキリした味なのでぜひお試しくださいね

 

 

今週のピックアップ

 

栗先生に代わって新しく赴任したきたモグ先生です。

皆さんよろしくおねがいします。

 

 

はりきゅう学科、来年度の募集もあとわずかになりました、ホントに!

早めの応募をお待ちしています!