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「ラウンジのつぶやき」と「絵本の気持ち」
「ラウンジのつぶやき」と「絵本の気持ち」
「今日も一日暑かったね」
「そうだね〜 暑かったね~ 」
「日差しがまぶしかったね」
「そうだね~ 日差しがまぶしかったね~」
「早く学生さんの役にたちたいね」
「そうだね〜 役に立ちたいね~」
「早く一緒に勉強したいね」
「そうだね〜 勉強したいね~」
「きみ 他に何か言えなの・・」
「そうだね〜」
「・・・・・」
「・・・・・・」
夕暮れ時のラウンジの中から、こんなつぶやきが聞こえてくるような‥‥
こども保育学科の学生達にとっては「絵本の読み聞かせ」も大切な勉強です。
3号館(こども保育棟)には、一階に学生ラウンジがあります。そこには参考書籍やたくさんの絵本が教材として用意されています。
ラウンジからは、いつも学生達の行き来する姿が見られるので、授業前になると、絵本達は皆「出動の要請」を「我こそは」と待っています。
皆さんも、こどもの頃に好きだった「絵本の思い出」ありませんか。
お気に入りの絵本を、何度も何度も「読んで・・」と、おねだりした記憶もあるのではないでしょうか。
絵本は子どもだけでなく、大人でも十分に楽しめます。
絵本は保育の現場では、日常的に「何気ないとき」に「何気なく」用いられていますが、子ども達の成長発達においても、非常に大切なのです。
絵本は繋ぎや導入だけでなく「保育のど真ん中に位置してよいもの」とも仰っている先生方もたくさんいます。
赤ちゃんだって、じーっと絵本を見つめているときは楽しんでいるのです。
絵本を見つめている「赤ちゃんの心の声」を代弁するときっとこんなかな…と思います。
「・・・なんだろう」
「あ〜・・」 「‥わかった・・かも」
「なんか みたことあるよ〜」
「だいすきなママのこえと、おびざのだっこ きもちいいなぁ〜 」
赤ちゃん達は周囲の大人に読んでもらうことから絵本に親しみ、成長に伴い、やがて自分でも読めるようになっていきますが、
幾つになっても読み聞かせをしてもらうことは楽しいものです。皆さんもぜひ絵本の世界を楽しんでみてくださいね。
きっと、「心が癒される瞬間」を感じられると思いますよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は絵本について、もう少し詳しく紹介します。またお会いしましょうね。
文責・写真:炭美智子
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